前回の記事「漫画の仕事で請求書を作らないといけなくて…。PDFって何だ?」

 

あらすじ

 

「私のサイトに漫画を描いてくれませんか?」

 

仕事にブログにと忙しい毎日だというのに、生涯はじめて漫画の仕事を頂けたことに有頂天になった私はその依頼、ひき受けてしまった。

やることがありすぎる。

そんな日々の中、先方は「請求書が必要になったからPDFの請求書を作ってくれ」と言われた。

請求書なんて作ったことはなく、PDFなんてのも知らない私は苦戦しまくり。

なんとか請求書を作ったものの、私はその請求書をろくにチェックせず先方に送ってしまったのだ。

今回はその続きです。

そして今回で漫画の仕事依頼の話は最後になります。

 

この話の1話目「漫画家を諦めた後どうしたのか?アフィリエイトに可能性を感じ…」

 




 

アホすぎる失敗

 

朝、目を覚ますと請求書を送った先方から返信のメールが来ていた。

ボーっとした頭で読んでみる。

 

[以下、先方のご意見は橙色のフォントで表示します]

 

「ありがとうございます。確認しました。」

「早速、振り込みをしようとしたのですが、口座名義が確認できなければ当然、振り込みできません…」

 

は?

 

私はなんと、送った請求書に自分の口座への振込名義だけを書いてなかったのだ。

口座番号とかはちゃんと書いたのに。

 

前回の記事に書きましたが、請求書を作成してもエラーが出てデータが消える。また作成してもエラーが出て消える。

この繰り返しで私は焦ってしまい、一番下に表記するはずの私の名義を書き忘れたのだ。

ろくにチェックしなかったから気づかず送ってしまった。

私はいっきに目が覚めた。

「やべっ! 早く名義入力した請求書作って送りかえさなきゃ!」

しかし、そのメールにはまだ続きがあった。

 

「大変恐縮ですが、もしお名前を開示するのさえ躊躇されているようであれば、さすがに一緒にお仕事するのは難しいと思います。」

 

 

・・・あ。

 

わざとじゃないんだ・・・

 

前回の記事で、私は請求書に自分の住所と電話番号を表記するのをためらったと書いた。

それはつまり・・・先方を信用してないということ。

先方はその気持ちをくんでくださり、表記しなくていいと言ってくださった。

そして今回、名義すら書いてない請求書を送りつけたのだ。

口座名義に偽名を書くことはできない。カタカナとはいえ、本名を書かないといけない。

それすらも書いてない。

そんな請求書を送りつけられた先方の心境は「そこまで私のことを信用してもらえないのか?」

・・・深く傷つかれたことだろう・・・。

 

先方は本当に親切だった。

親切で・・・礼儀正しく、紳士的で。

自分は詐欺でもイタズラでもないと信じてもらうため、本当に一生懸命に私なんかと連絡をとりあってくださった。

それでも信じてもらえないのなら・・・もう先方からはどうすることもできないだろう。

 

・・・意図的ではないんだ。意図的ではないんだ。

私もブログでアフィリエイトなんてやってる身、口座名義を書かなければ振り込みできないことくらいは知ってる。

マジでわざとじゃないんだ。

だったらそのことすぐに説明し、先方にとっとと謝罪メールを送ればいい。

・・・しかし私はこのメールを読んで・・・正直ホッとしてしまったんだぁ~。

 

「これ、依頼の話なくなったんじゃね? これで忙しい日々から解放されるんじゃね?」

 

そう思ってしまったんだぁ~。

 

自分からひき受けといてコイツ・・・最悪だ

 

マジで忙しかった・・・。ここ数日マジで・・・。

ひき受けといてなんだが正直・・・ひき受けたことを後悔していた。

この依頼の話、なくならねーかなーとか思ってた。

 

こんなことを書くと、まるで口座名義を書かなかったことがこうなることを見越しての計画だと感じてしまうかもしれないが、マジでわざとじゃない。

本当に書き忘れ。

先方は私に強く失望したことだろう。

 

「私も個人事業主の立場ですので、個人の方に仕事を依頼するのにリスクがあるのは同じです。まして先にお支払いするとご提案していますので。」

 

はい・・・。まったくもっておっしゃる通りです・・・。

 

「普段ネットでお仕事をされていないようなので、警戒されるのは理解致します。ですが、ここ数通のやり取りで、私もやっていけるか少し心配になりました。」

 

本当に・・・申し訳ありません・・・。

 

「色々お時間いただいて申し訳ないのですが、もし信頼関係を築くのが難しいようであれば、今回のお話しは見送らせていただけますでしょうか…。」

 

・・・・

 

当然だ。当然の結果だ。お時間とらせたのは私の方だ。

本当に先方には無駄な時間をとらせてしまった。

普通なら罵倒する。

こんな私に対し、文句の一つも言ってくる。

それなのに先方は・・・自分に非があるとおっしゃられたのだ!

 

おいクズ。聞いてるか?

 

「もちろん私の不手際です。最初の段階で私の説明や段取りなどが悪かったこと反省しております。」

 

とんでもない!

これ以上ないくらい素晴らしい段取りでしたよ!

 

「特に最初のコメント欄で偽名を使ったのが良くなかったですね…。ごめんなさい。」

 

先方は最初に私のブログに連絡くださったとき、偽名を使われた。

そんなの当然の警戒だ。先方は何も悪くない。

 

そして最後に一言・・・

 

「渡さんの絵柄は本当に好きなので、今後もブログの更新、楽しみにしています!」

 

 

・・・おいクズ。(私のこと)

 

・・・おいクズ!(私のこと)

 

 

ここまでよくしてくださった先方に対して何か言うことはあるか?

 

何か言うことはあるか!?

 

・・・普通さ・・・こんなこと言ってくれねぇよ?

罵倒どころか応援コメントだよ?

信じらんねぇよ・・・。

私はそんな先方を裏切った。裏切ったのさ・・・。

 

先方のこのメールに対し、私はなんの返信もしていない。

なんの謝罪もしていない。

このメールを最後に一切の連絡をとっていない。

 

私は逃げたのよ。

昔っからよくやる私の手さ。

嫌なことから逃げつづける人生を送ってたら、いつの間にか34歳になってたよ・・・。

先方はもう私のブログなんか読んでいないだろう。だからこの場で謝罪しても何の意味もない。

 

しかし・・・やはり謝らなければならない!

でも今更メールで謝罪なんて・・・そんな勇気は私にはない!

だから見苦しくも、この場を借りて、先方に心からの謝罪を申し上げます!!

 

 

 

フヒヒwwwサーセンwwww

 

 

・・・皆さん、これが、今年35歳になるのにアルバイトなんかやってるオッサンの人間性ですよ。

こんなクソみたいなブログを学生の方が読んでくれてるとは思えませんが、もし読んでくださってる方いらっしゃったら、しっかり勉強してくださいね。

でないと・・・こんな大人になっちゃいますよ。

 




 

感謝を忘れてた

 

先方に多大なご迷惑をかけといてこんなこと言うのもなんですが・・・私はこの仕事を一度はひき受けたこと、とても感謝しています。

なぜかというと・・・私は舐めていた。

自分でお金を稼ぐということを。

 

私はこのブログで月収10万以上を稼げるようになりたかった。

稼げるようになったら仕事を辞めて、またのんびり漫画を描く人生を送りたいと思ったのだ。

しかしこのブログでは10万どころか、1万がやっとだった。

現実の厳しさを知った。ブログで月10万は難しい。

だからこんなことを考えるようになった。

「このブログで漫画の仕事が来たり、書籍化の話が来たりしないかなぁ~。」

そんなことを仕事中、よく考えていた。

そして漫画の仕事をこなし、金を儲けてる自分を妄想していた。

このブログはただの宣伝にすぎない。

このブログが私に仕事をもってきてくれるんだ・・・と。

しかし現実はこのありさま。

仕事をこなすどころか、手を付ける前からこのざま。

舐めていたよ・・・本当に・・・。

 

 

私はいつの間にか感謝を忘れていた。

このブログはありがたくも多くの人が読んでくださってるようになった。それなのに・・・

 

「たった月1万しか儲かんないのかよぉ~。」

 

時間を割いて私のブログなんか読んでくださっている方々に対し・・・

 

「なんか買っていけよぉ~。(これは本当に最悪)

 

 

・・・ちがうだろう?

そうじゃないだろう?

 

昔を思い出せ。

漫画家を目指していた時のことを思い出せ。

 

1万どころか、1円だって稼げなかっただろう?

それに私の漫画なんて、誰も読んでくれなかっただろう?

ましてやコメントをいただくことなんて皆無だっただろう?

 

これを進歩といわずしてなんという。

昔では考えられなかった大きな進歩だよ。

その進歩に対し、感謝を忘れれば私はたとえ念願の月10万を稼げるようになったとしても

 

「月たったの10万かよぉ~。」

 

そう言うようになる。

 

私は昔、感謝をしないような人間だった。

ハッキリ言って今以上にクソだった。

そんな私が人生思い通りにいかなくなって、その都度いろんな人に助けられて、感謝する大切さを学んだ。

しかし私は調子にのるとすぐにそれを忘れてしまう。

だから私には失敗が必要なんだ。

失敗することで、今いる足元を見つめなおすことができる。

今回の件がまさにそれ。

 

私はブログに専念しようと思えた。

不眠症でビビりの私は仕事の依頼なんてこなせないことがよくわかった。

好き勝手書いて、小さなお金でも運んできてくれるこのブログを第一に考える。

いい勉強になった。

いい経験になった。

先方にとっては嫌な思い出以外の何物でもないだろうけど・・・私はまた足元を見つめなおすことができた。

本当にありがとうございます。

 

そして・・・

 

 

すいませんでしたぁーーーー!!

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 


 


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