前回の記事「私がもらったアンチコメント。誤解から生まれるアンチ」

 

前回の続きです。

前回では熱烈なアンチに目をつけられてしまった話をしました。

 

前回の記事の細かいあらすじはしませんので、いきなりこの記事を開いた方や、前回の内容を忘れた方は、前回の記事に目を通していただけると助かります。

 

「絵が下手」だと言われつづける

 

2018年になってからは、前回の記事でお話しした熱烈なアンチの人だけでなく、数人の方々からも熱烈な誹謗中傷コメントを頂くようになった。

コメントの内容は、「記事の批判」「私(ブログ主)自身の批判」も多かったが、「絵が下手だ!」という内容も多かった。

 

当時は「フラグメンツ・ブルー」というゲーム実況の記事を投稿してて、その記事には必ず長いオマケ漫画を描いていた。

 

「フラグメンツ・ブルー」というゲームの思い出語ります

 

その漫画の絵に反応して、

 

「お前の絵下手すぎだろ? ちゃんと目開いて描いてんのか?」

「絵が生理的に無理。気持ち悪すぎ」

「お前の描くキャラクター奇形かよ? 下手すぎ」

 

など、とにかく下手下手下手下手。

 

「俺プロ絵師だけどお前の絵ってほんと下手だな。デッサンが狂ってるだろ? 自分で気づけよ」

 

みたいな感じで(自称?)プロ絵師の方も現れて、私の絵を非難する有り様だった。

 

 

「絵が下手」「デッサンが狂ってる」というのは、誰でも言える便利な文句だと思う。

彼らの中には自分のことを「絵が上手い」「絵を仕事にしてる」といい、その身分から私の絵に文句をつける人もいたが、私も多少は絵を描く人間。

なので、彼らが本当に絵が上手いのか、そうでないかはコメントを読んでだいたいわかる。

 

本当に絵が上手い人は、私の絵のどこがダメなのかを具体的に指摘してくる。

しかもその指摘が、バッチリ的を射ている。

 

過去に自分のことを「美術の講師」だと名乗り、私の絵に文句をつけてきた人がいた。

その人は私の絵を見て、「後頭部がおかしい」と言ってきた。

よく見てんなーと思った。

その通りなのだ。

人間の後頭部は少し複雑な形をしている。

 

漫画では丸を描いて、その下に棒のような首を描いて簡略化させる人も多いんじゃないかと思う。

 

とくに女の子キャラクターは髪で後頭部が隠れるので、より簡略化するようになる。

 

しかし、やっぱりわかる人にはわかるのだろう。

美術の講師というからには、当然人体の構造は忠実に再現して絵を描かれる。

この人は本物だと思った。(ちょっとイラっとくるコメントだったけど・・・)

 

逆に(自称)絵が上手いの人は、文句がいつも「下手・デッサンが狂ってる・絵がキモい」というお決まりの文句しか言ってこない。

パッと見、私の絵がおかしく見えても、どこがおかしいのかが具体的にわからないので、そのようにしか言えないのだろう。

 

 

スパム機能をかいくぐってくる

 

これらのコメントを終始放っておいたわけではない。

ブログ休止前にはさすがに我慢の限界になったので、一番熱烈に暴言コメントを送りつけて来る彼(彼女?)だけはスパムに設定した。

本当はどんな読者もスパムにはしたくなかったが、彼だけは我慢の限界だった。

 

これでもう彼からのコメントが来ることはない・・・。

 

そう思うと気が楽になった。

こんなに楽に感じるのなら、もっと早くからスパム機能を利用すべきだった。

そう安心したのだが・・・休止前の最後の記事、「なぜ絵が上手い人は上手く描けるのか?下手な人は描けないのか?」で、彼からのコメントが来たのだ。

 

なぜ絵が上手い人は上手く描けるのか?下手な人は描けないのか?

 

 

仕方ないだろ 35歳で、中卒で、アルバイターなんだから

ここのブログ読んでみれば分かるが、ロクな人生送ってないのが分かる

そんな人なんだから、どんな事だろうと少しでも優越感に浸りたいんだよ

承認欲求の塊だぞ?

少しくらいいいだろ

今はまだ成長段階なのかもしれないから(とは言いつつ絵を描いて10年以上らしい)、もう少し優しく見守ってやろうじゃないか

 

 

何で・・・!?

お前スパムに設定したはずだろ!?

 

スパムがちゃんと機能してないのか?

そう思い、コメントのスパム欄を見てみると、50件くらいスパムコメントが入っていた。

このスパム欄には、機械的に送られてきたコメントや、たまに普通の人のコメントが紛れ込んだりするので、数件のコメントはいつも入っているのだが、50件とは・・・どういうことだ?

あまり開きたくなかったが、開いてみると・・・

 

この人のコメントがズラーーーーっと入っていたのだ。

 

上記で見せた「仕方ないだろ35歳で、中卒で~」のコメントが。

これを何度も何度も送りつけてきていたのだ。

 

いつも通りコメントを送っても「送信できませんでした」と表示され、送れなかったのだろう。

彼は自分がスパムに設定されたと気づき、スパムをかいくぐるまで自分のコメントを何度も何度も送り続けていたのだ。

そのまま送ったんじゃスパムをかいくぐれないので、送信エラーのたびにコメント名・アドレス表記を変えて、「送信しました」と表示されるまで送り続けたようだ。

 

 

何なのキミはほんと・・・?

その執念はどこからくるの?

どんだけコメント送りたいんだよ・・・。

 

 

なんか、ストーカー被害に合う女性の気持ちがちょっとわかった。

この執念は気持ち悪い・・・。

 

 

彼の執念はこのようにして、私の精神に打撃を与え続けた。

 

 

負けたよ・・・。

キミの勝ちだ。

 

私はこのコメントを了承した。

 

ネットの発言は一生残る

 

彼らのコメントに対し、「言い返せよ。情けねーなー」と思われる人もいるかもしれない。

私が言い返す勇気もないのは事実だが、アンチに反応すると、アンチを増やす可能性が高いのだ。

 

「マックスむらい」というビッグYouTuberをご存じだろうか?

 

 

この人は昔、凄い人気があったらしい。

ヒカキンに並ぶほど注目度が高かったらしく、会社を興し、社員も巻き込んでYouTubeに動画を投稿してるほどだ。

「パズドラ」というゲームの実況で人気を博し、動画再生数が100万を超えることもけっこうあったらしい。

 

 

しかし悪評が広がったり、AppBank(むらいさんの会社)の社員が1億4千万円の横領をしたりと、マックスむらいさんへの風当たりは悪くなり続け、人気はどんどん落ちていった。

そんな状況の中で、Twitterでアンチコメントに対し、返信を行い始めたのだ。

それはそれでアンチを味方につけるための策略だったのかもしれないが、低俗なコメントには低俗なコメントで返してしまうこともあり、アンチは減るどころか増える一方だった。

 

 

 

 

しかもそういった返信だけが広まってしまい、むらいさんのことをよく知らない人から「マックスむらいって、こんなこと言うやつなんだー」と、マイナスにしかならない印象が広まってしまった。

 

マックスむらいの人気は急下降。

再生数100万を超えるYouTuberの動画は、2万程度しかいかない状態にまで落ちていったらしい。

 

 

その後、ヒカルさんとコラボ動画を出して、いろんな誤解が溶けた。

 

 

最近の頑張りもあってか人気は少しずつ回復していってるが、当時はとんでもない地獄を見たそうだ。

 

YouTube【マックスむらいチャンネル】

 

ネットでは迂闊なコメントが、どのように悪用されるかわからない。

『二度目の人生を異世界で』というラノベの作者も、せっかくアニメ化が決まったのに、過去のヘイト発言(攻撃、脅迫、侮辱的発言)からアニメ化が中止になったという惨事が起きた。

 

 

 

 

 

皆さんも、今は普通の一般人でも、後に有名人になるかもしれない。

何かを成し遂げるかもしれない。

 

そういった功績が、過去の迂闊な発言から、全部ダメになる可能性がある。

ネットは自分が消した発言でも、誰かが記録すれば一生残る発言になる。

よく注意して発言した方がいい。

 

私が彼らのコメントに対して安易な言葉で言い返したら、彼らは「リネイシアのブログ主からこんなこと言われたー。」と、その返信を広めるかもしれない。

それを見て「渡かいとさんって、こんなこと言う人だったんだー。幻滅ー。」と、ガッカリされる人も出てきてしまうだろう。

そうなったら私が今まで築き上げてきた『渡かいと=良い人』というイメージが崩れ、失望される人が増える可能性があるのだ。

 

ゴミのような人たちから、ゴミのような発言をされ続けても、グッとこらえ続ける必要があるのだ。

ゴミだのクズだの言われつづけて、それらのコメントに対し、「自己紹介かな?」と錯覚することさえあっても、ツッコミを入れるわけにはいかないのだ。

 

配信者には、我慢し続ける強固な精神が必要なのだ。

 

 

 

・・・・

 

 

まったく・・・

 

 

ゴミ野郎どもがよぉ。

 

良い体験をさせてもらった

 

彼らアンチのことは大嫌いだが、彼らに対して感謝してる面もある。

 

実はブログを始めた頃は、アンチが来ることを少し望んでいた。

私はアンチの人達に興味があったのだ。

 

漫画っていうのは、よく「キャラクターが大事」と言われる。

私もそう思う。

そのキャラクターがリアリティをもって動けば動くほど、生きたキャラクターとして、読者からも注目されるようになる。

そのキャラクターたちを動かすのは作者の脳だ。

作者が知らない情報はキャラクターも知らないし、作者が考えもしないような発言を、キャラクターだけが発言できるなんてことはない。

 

キャラクターがリアルに動くためには、作者の様々な「体験」が必要なのだ。

 

ネット社会の現代では、誹謗中傷や炎上なんて体験は、もう有名人だけのものではない。

一般人でも起こりうることだ。

それらの場面を漫画にする際に、漫画家がネット炎上や誹謗中傷を受ける体験をしてるか、してないかで、描けるリアリティは全っ然ちがう。

最近の漫画やアニメでも、キャラクターがネットで誹謗中傷を受けて頭をかかえたり、怒ったりするシーンがあるが、どれも似たり寄ったりで、少しリアリティに欠ける気がしてた。

だから興味が湧いたのだ。

 

アンチって、どういったコメントをしてくるんだろう?

どの程度の頻度でコメントをして来るんだろう?

アンチがアンチじゃなくなるなんてことはあるのか?

アンチコメントを貰うと、どんな気持ちになるんだ?

 

だから私はアンチが湧きはじめた最初の頃は、ずーっと泳がせておいた。

アンチコメントも了承し、読者の皆にも見えるようにしてた。

そのアンチコメを読んで、読者の方々がどういった反応を見せるのかも興味があったのだ。(実験台みたいに使ってすいません)

その後、数人の方々から「不快なコメントは消してくれ。読んでこっちも不快になるから」という要望があったので消すことにした。

 

 

正直、ブログを始めた頃は、アンチなんて楽勝だろうと思っていた。

暴言、誹謗中傷コメントが来ても、「へー。アンチってこんなコメントしてくるんだー。」と、その状況を客観的に分析できるものかと思っていた。

しかし、実際にそれらのコメントを受け取ってみると・・・

 

「へ、へー。ア、ア、アンチって、kkこんなコメントしてく、くるんだ~~(涙目)」

 

ってな具合で、けっこうなダメージになった。

 

 

初めて貰った暴言コメントは今でも覚えている。

 

「うるせえ ゴミ蛆」

 

ブログを始めて半年くらいでもらったコメントだった。

その頃は多少のコメントをいただくようになっていて、それらのコメントはすべて私のブログを応援してくれるコメントだった。

だから私は、応援コメントを貰うことを当たり前に思うようになっていたのだろう。

そんな中でのさっきのコメント。

読んだ瞬間、頭が真っ白になった。

そして半日悩んだ。

 

なんであんなコメントされたんだ?

どの文章が彼をイラつかせたんだ?

 

そんなことをうじうじと。

その人は日頃の鬱憤を私に軽くぶつけただけだ。

別に気にすることじゃない。

そう思いながらも、ショックがなかなか抜けなかった。

 

アンチコメントを貰い続けて、人間はどのようにイラつき、追い詰められるのかがよくわかった。

いい勉強になった。

 

体験が人の考え方を変える

 

アンチに関わった体験を得て、私は数多くのYouTuberを尊敬するようになった。

彼らの貰うアンチコメントなんて、私の比ではない。

 

100倍・・・いや、

1000倍くらい貰い続けてる人もいるだろう。

 

ヒカキンさんの殺害予告を受けての対応が「神対応」だと話題になった。

自身のTwitterに寄せられたメッセージを見て、ヒカキンさんは「これ、殺害予告ですよ。。。捕まるやつです。」と返信。

 

 

 

この指摘を受け、ユーザーは「あ、バレました? ごめんなさい。流石に殺しはしないですけど」と謝罪。

「動画投稿楽しみにしてます。待ってます」とのコメントもした。

ヒカキンはこの謝罪に対して「ちなみに、先ほどのツイートは、僕が証拠を持って警察に行けば捕まる内容なので、気をつけて下さいね」と注意を促したうえで「殺すと言われた側は、本当か冗談かわからないものなので、怖いものなんです」と伝えた。

 

普段から炎上商法的な動画で注目を集めている人なら、このような殺害予告を受けてもしょうがないかもしれない。

しかし、ヒカキンさんはそういったやり方で人気を得ているのではない。

誠意をもって動画作りに励んでおられる方だ。

そのような人にもアンチは日々、好き勝手なことを言ってくる。

そんな人たちに対してのこの対応。

私には絶対にできないだろう。

 

街を歩いてるだけで文句を言われるYouTuberもいるだろう。

それなのに、毎日毎日動画を配信し続けるYouTuberの方々を本当にすごいと思う。

 

昔はただ、騒いでるだけの大学生の延長線上にいるような人たちだと思ってたけど、あの人たちはまぎれもないプロだ。

髪を赤や紫に染めてる人もいるから、一見いい加減そうに見える人たちだが、彼らは芸能人顔負けのプロな人たちなのだ。

 

 

アンチのお話しは以上です

 

アンチについてお話ししたいことは、これくらいですかね。

で、休止後に8月からこうしてまたブログを再会してるわけですが、今のこのブログにはコメントを送ることはできなくしてあります。

アンチからコメントを貰いたくないからって、一般の方々のコメントも遮断してしまうのはいかがなものかと重々承知しています。

勉強になるコメントも数多くあり、私もコメントを頂きたいのですが、どうしてもコメント欄を閉鎖せざるを得なかったんです。

そうしないと、ブログの記事もオマケ漫画も描けなくなってしまったんです。

 

そこのところ、次回でもう少し詳しく説明します。

長文読んでいただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

次の記事「コメント欄を閉鎖した理由。誹謗中傷が頭の中でうるさくて記事が書けない」