前回の記事「少年誌なのにフェラやオナニーと下ネタ連発!木多康昭の「幕張」

 

漫画家を目指している人は自分の描いた絵に色を塗ったり、色塗りの練習をしたりしているでしょうか?

私は約8年間漫画家を目指していた時期がありましたが自分の絵に色を塗ったことは一度しかありませんでした。

友人の結婚式にウェルカムボードというのを描いてくれと頼まれたのでそれを描いたときに色を塗りました。

 

ウェルカムボード

 

塗ったのはこれ一回だけです。

本来漫画とは白黒とスクリーントーンで絵を表現するものなので漫画家の人が絵に色を塗る機会はほとんどありません。

もちろんカラー原稿を描くこともありますがその機会は少年ジャンプやマガジンのような雑誌連載の場合、連載スタート時の1話目の最初の数ページだけです。

もちろん連載している漫画が人気になればカラー原稿を描く機会を定期的に与えられたり、「連載〇周年記念!」と、年単位でカラー原稿を描く機会を与えられまが(あとコミックスの表紙と)ほとんどの漫画家さんはその機会を得られず消えていってしまします。

 

ねこわっぱ 打ち切り

 

だから漫画家さんは絵に色を塗る機会がほとんどないのです。

だから私は色塗りの勉強をする時間があるならその分、鉛筆やペンでの絵の練習をした方がいいと色塗りをしなかったのです。

 

それに原稿用紙に色を塗るコピックペンというペンは値段が高いのです。

1本で260円~400円くらいします。

 

 

私は一応色塗りをする機会があったときのために初心者用のコピックペンセットを約1万5千円で買いましたが貧乏性の私はもったいなくて使えませんでした。(件のウェルカムボードで使ったのは1回だけ)

 

コピックペン

 

色塗りは安い絵の具などを買って練習することもできますが絵の具は準備と後片付けが非常にめんどうです。

めんどくさがりの私はそういう理由でも色塗りの練習に手を出しませんでした。

 




 

漫画家を諦めてから色塗りをする機会が

 

私は漫画家を諦めてからこのブログをはじめましたが1つの記事に最低1つは絵を描こうと決めていました。

で、最初は原稿用紙に白黒で絵を描いてからスキャンして絵を載せてましたがやっぱり白黒だと味気ないです。

 

リネイシア おまけ漫画

 

他のブロガーさんなどは綺麗に色を付けておられたりするのでネットに絵を投稿するなら色は必須だなと思いました。

そこで目を付けたのがイラストソフトペンタブレットです。

デジタルでのイラストはアナログとは違って準備や後片付けの必要がなく、しかも何度だって修正可能です。

私はさっそく安物のイラストソフトとペンタブレットを買ったのですが、やっぱり安物は使いにくかったです。

 

その記事「ワコムのペンタブってどう?初心者だからわからん。使ってみた

ipadで液晶ペンタブのように絵が描けるか?描いてみた

 

その後、画面に直接ペンをつけて絵が描ける液晶ペンタブレットの存在を知り、値段が高かったですがコツコツとお金を貯めてクリップスタジオEXというイラストソフトと一緒に液晶ペンタブレットを買いました。

 

その記事「ついに買った!ワコムの液晶ペンタブレットCintiq  Companion2

 

その使い心地はとても素晴らしく、デジタルイラストの世界の進歩に驚かされました。

 

使い心地「ワコムの液晶ペンタブとクリップスタジオEXで絵を描いてみた

 

私はその後、この液晶ペンタブレットとクリップスタジオで色塗りの練習をはじめました。

 

色塗りの仕方や色のチョイスで絵はガラッと変わるからおもしろい

 

色塗りのコツとか調べてたら面白いサイトを見つけました。

お絵かき初心者の学習部屋」というサイトです。

この掲示板で「色塗りがうまくいかないよ~」というコメントに対し、掲示板に来てる皆が「どういう風に色塗ってんの? イラストup」と要求。

 

イラスト

 

そのうまく塗れてない絵を掲示板に来てた人たちがそれぞれ個々に勝手に塗って絵を完成させてました。

 

イラスト2

 

イラスト3

 

イラスト4

 

色塗りのやり方は人によって全然違い、選ぶ色も全然違います。

完成したそれぞれの絵を見比べるのはとても楽しく、また勉強になりました。

 

 

ちなみに私には昔から特別美しいなと感じる塗り方があります。

その塗り方がなんなのかずっとわからなかったのですが、このサイトを見てやっとわかりました。

 

厚塗り

 

厚塗りという塗り方をご存知でしょうか?

まず見てもらった方が速いですね。

 

厚塗り

 

こんな感じの絵です。

厚塗りとは透明度が低く、塗り重ねが可能な画材(アクリルガッシュやポスターカラーなどの不透明水彩や油絵)を使った技法・・・だそうです。

美術系の学校に通ってた人なんかうまく塗れそうですよね。

私はこの厚塗りの絵に心奪われます。

なんというか・・・雰囲気いいんですよね。美しいです。

私も是非こんな絵を描いてみたい。

 

私の使ってるイラストソフトのクリップスタジオの公式HPで厚塗りのやり方が載ってましたのでそれに倣ってやってみました。

筆を不透明水彩に設定して色塗りを何度も何度も重ねるように塗っていくらしいです。

で、これが私が見よう見まねで描いた厚塗りのりんごです。(りんごって初めて描いた)

 

はじめての厚塗り

 

この絵をブログに使うとは思ってなかったので作業工程は撮ってませんでした。すいません。

う~ん・・・初めてにしてはなかなか描けてるんじゃないかな?

このまま色々塗ってみようと思いましたが1つ、気になる画法を見つけました。

 




 

グリザイユ画法

 

YouTubeやニコニコ動画で「描いてみた」で検索するといろんな人の絵を描く工程を動画で見ることができます。

私も漫画家を目指していたときは絵の勉強のためによく見ていました。

しかしその中でも私はこの人の絵に心奪われました。

 

 

見てもらった方はわかると思いますが、この人は私の好きな厚塗りで色を塗っておられます。

しかし塗る前に白黒とグレーで下絵を描いておられるのです。

そのあとパッと魔法のようにささっと色塗りが仕上がっていきます。

動画では早送りになっていますがそれにしても早すぎです。

この描き方は何だろう?

ずっと気になっていました。

そして今回厚塗りの仕方を調べていたらこの描き方が「グリザイユ画法」という名前だということがわかったのです。

グリザイユ画法とは油絵の下絵を描く技法の一種であらかじめ対象物を灰色系の色で陰影を塗り分け、その後全体を本来の方法で着色する・・・らしいです。

これもまた厚塗り同様にやり方を調べて見よう見まねでやってみました。

 

1. まずざっと下書き

 

下書き

 

2. その下書きを参考にグレーで全体を描く(クリップスタジオは使う色をすべてグレーに設定できる)

 

グレースケール

 

3. そのレイヤーの上に新規レイヤーをつくり、レイヤー設定を「オーバーレイ」にして色を塗る。

 

オーバーレイ

 

4. そのあと・・・どうするんだろう?

 

「気になるところを加筆修正、色調修正を繰り返して完成」と書いてありましたが・・・わからねぇ。

とにかく描き込む。ひたすら描いては修正を繰り返して完成させていくんだそうです。

上手い人の塗り方を見て練習あるのみなんですね。

色々試行錯誤したけど今の私にはこれが限界。(幕張という漫画の奈良というキャラクターです。別の記事のために描いた絵です)

 

奈良づくし

 

あまり時間がないのでじっくりと色を塗れませんが、その後も少しずつ色塗りの勉強はしています。

絵って上手い人は本当に上手いですよね。本当にバケモノ級に上手い人はわんさかいます。

その人達のような絵を描けるとは思っていませんが今後、少しでもその人たちの技量に近づけるように空いた時間を利用して精進していこうと思います。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

 

色塗り

 


 


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