前回の記事「エロ漫画なら簡単に描けそう!漫画ど素人の私のボケた考え

 

3記事前で「当時(2008年)の私は漫画のストーリーを妄想で作っていた」と、書きました。

 

その記事「漫画のストーリーの作り方?う~ん・・・よし!得意の妄想で作るか!」

 

今回の記事ではその作り方をもう少し具体的に説明したいと思います。

 

この記事の1話目の記事「私が漫画家を目指した約8年間の軌跡。はじめます

 




 

描きたいシーンを主軸に物語を広げていく

 

当時(2008年)の私(26歳)の漫画のストーリーの作り方はまず、描きたい漫画のジャンルとテーマを決めてそこから色んなシーンや展開を妄想します。

そして「あ!このシーン描きたいな!」というシーンが見つかったらそれを主軸に物語を広げていきます。

 

・・・ちょっと言葉で説明するのが難しいですね。

なので「バクマン」という漫画をちょっと使って説明したいと思います。

バクマンという漫画は週刊少年ジャンプで連載されていた、中学生の少年2人が漫画家を目指すというストーリーです。(詳しい説明は省きます)

 

バクマン

 

このバクマンという漫画が存在しない、世に出ていないという仮定でこれから説明する例を聞いてください。

 

 

・テーマ作り

どんな漫画を描こうかな?

そーだ! 今自分は漫画家を目指しているし「主人公が漫画家を目指す」という物語を描こう!

実体験の方がアイデアも出やすいだろうし!

 

・・・ここで一応「漫画家を目指す話」というテーマが決まりました。

 

 

・設定を練る

 

主人公は漫画家を目指すわけだけどこの主人公、男にしようか? 女にしようか?

年齢は? 学生? それとも社会人?

いや、いっそ定年を迎えた老人とかどうだろう?(あ! それいいかも! 新しい!)

面白くなりそうな設定が浮かんだらその設定で話を広げてみる。

その老人はなぜその歳で漫画家を目指す? 昔からの夢? あるいは大好きな孫が漫画大好きだからとか?

 

・・・その設定だとどんな感じの漫画になりそうなのか妄想してみる。

 

老人 漫画家

 

・・・う~ん・・・ダメだな。いまいち。

その設定では面白くなりそうにないと思ったなら、また最初から練り直す。

いろんな設定で妄想してみる。

 

 

・描きたいシーンを見つける

 

色んな妄想をした結果、こんなシーンが浮かびました。

 

バクマン

 

(バクマンのシーンをそのまま使ってますが、あくまで例として使わせてもらいます)

 

・・・2人組の漫画家・・・2人で協力して漫画家を目指す・・・。

いーじゃん! この設定!

1人で漫画家を目指すとただひたすら1人で机に向かってカリカリ漫画描いてるシーンばっかりになっちゃうから絵的に地味になっちゃうし! 2人の方が絶対いい!

 

「俺と組んでマンガ家になってくれ!」

 

このセリフもいい! このセリフを描きたい!

 

・・・描きたいシーンが思い浮かんだ時ってなんていうか・・・ピーン!と来ます。

自分の中で「これだ!」って感じの衝撃が走ります。

 

まぁ・・・描きたいシーンが見つかってもそこからうまく話を広げられそうになかったらボツにしてまた最初から練らないといけないんですけどね。

 

 

・描きたいシーンを主軸に物語を広げていく

 

漫画家を目指す人って、自分が描きたいと思えるものは必ずあると思うんですよね。

それはテーマだったり、ジャンルだったり・・・あるいは世間に訴えたいものだったり。

私の場合はテーマやジャンルではなく、シーンなんです。

それは1ページにも満たないシーンだったり、あるいは短いセリフだったりします。

私はそんな一瞬のシーンやセリフが描きたいがために漫画を描いていたのです。

なのでそのシーンを主軸に物語を作っていくスタンスをとっていたのです。

 

話を戻します。

描きたいシーンが決まったとして、そこから設定を考えていきます。(さっきは設定を決めてから妄想していきましたが、順番が逆でも当然OKです)

 

バクマン

 

この2人は学生にする? それとも社会人?

男にする? 女にする?

右の子はどうして漫画家になりたいの? 夢のため? 金のため?

実は親が有名な漫画家で親を超える漫画家になりたいとかどう?

 

いろんな設定を考えていきます。

いろんな可能性を考えていきます。

これはとても大切なんです。

一見「何その設定?バカみたいww」と思える設定でもすぐにボツにせずしつこく物語を広げていったら、新しい漫画の可能性が見えることがあります。

もちろん見えないことの方が多いです。

時間を無駄にしてしまうことも多いです。

考えてはボツ。また考えてはボツ。

その繰り返しでストーリーを組み立てていくのです。

 

・・・という具合で当時の私は漫画のストーリーを作っていました。

いや~、ストーリー作りって大変ですね。

 




 

人によって描きたいと思えるシーンは当然違う

 

もちろん人によって描きたいと思えるシーンは全然違います。

野球が好きで野球漫画を描きたい人はこんなシーンが思い浮かんだり・・・

 

野球漫画

 

恋愛ストーリーが大好きで、恋愛漫画を描きたい人はこんなシーンが描きたかったり・・・

 

恋愛漫画

 

(これじゃギャグだな)

 

BL(ボーイズラブ)が大好きで、男の子同士でいろんなことさせたい人はこんなシーンにピーン!と来たり・・・

 

やらないか?

 

(いい加減にしないといろんな人に怒られそう)

 

人それぞれ好きなこと、嫌いなことは当然違います。

興味あること、そうでないこと。

価値観だって全然違います。

だから同じテーマやジャンルであっても描く人が違えば全然違った漫画になるんですよね。

だから漫画って面白いし、いろんな作風の可能性があると思うんですよね。

 

 

私? 私は前の記事でも書きましたがホラーチックな漫画が描きたかったんですよね。

オカルトやスピリチュアル系の話が子供の頃から大好きでして。

 

・・・そ~ですねぇ~。せっかくですから久しぶりにちょっと物語を作ってみましょうか。

 

数年ぶりにストーリーを作ってみる

 

じゃあジャンルはホラーで。

テーマは・・・逃げる? 隠れる?

う~ん・・・まぁいいや。

テーマは適当に妄想しながら決めます。

 

漫画家を諦めてから約3年。

妄想なんて全然やらなくなりましたからねぇ。

・・・・

なかなか脳を妄想モードにできない。なまったなぁ。

 

・・・数分後

 

頭の中をいろんなシーンや場面が流れては消える。

・・・やばい。すっごい疲れる。

妄想をよくやってた頃は自然とできたし楽しかったけど、やらなくなると疲れるし上手くできない。

これは新しい発見だな。

頭の中のキャラクター達はうまく動いてくれないし、気を抜くとすぐ消えちゃう。

それでも頑張って自分が書きたいと思えるシーンを探す。

 

・・・数十分後

 

む!? ピーンと来た!

このシーンを・・・あーして・・・こーして・・・。

よし! ここから物語を広げてみよう!

 

こんなシーンができました。(下のコマのセリフは一旦適当につけた)

 

描きたいシーン

 

え? これなんなのかって?

・・・さぁ?

それをこれから考えるんですよ。

 

空にいる得体のしれないものは何にしようか・・・。

幽霊? 妖怪? なんなら最近流行りの巨人にでも・・・。

う~ん・・・どれもピンとこないなぁ・・・。

 

まぁ一応幽霊系にするとして、何の霊にしようか。

その土地の神(ありきたりかな?)

下に隠れてる人の恋人とか?(無難かなぁ)

何なら母親とか?(お!ちょっとピーンと来た)

う~ん・・・どうしよっかなぁ・・・。

 

え? なんでこんなシーン思いついたのかって?

普通にこんなシーン考えたりしません?

私はよくこんな妄想してたんだけどなぁ。(最近は全然だけど)

ホラー好きの人は皆しますよ。こんな妄想。

え? ホラー好きの人でもしないって?

ん~・・・私の感性が特殊なのかしらん?

 

だから私の描く漫画は友人や漫画を送った編集の人に「わけがわからない」と言われるんでしょうか。

そういうこと言われるたびに私はこう思ってました。

「考えるんじゃない。感じるんだ。」と。

 

漫画に意味を求めてはいけない。

説明を求めてはいけない。

感じるままに読んでほしい・・・と。

 

これ、悪い例です。

自分の感性で作った漫画を他人に押し付けるとこのように空回ってしまいます。

う~ん・・・やはり私の漫画にはもう少し説明をいれるべきだったかなぁ・・・。

そうすれば漫画家に・・・。

いや、未練ですね。

私は漫画家を諦めたんだ。

もういいんだ。(でもちょっと悔しい)

 

あ、話が脱線しましたね。ストーリー作りでしたね。

え~と・・・これは~・・・

 

・・・・

 

・・・ボツ!

 

このように漫画作りとは構想と妄想とボツを繰り返して出来上がっていくのです!(丸投げ)

 

で? この作り方はおすすめなの?

 

今回説明したストーリーの作り方は・・・とくにおすすめできるものではありません。(オイッ!)

 

短編のストーリーにはおすすめかもしれませんが、長編となると・・・どうでしょうね?

漫画のストーリーのベストな作り方って本当に人によって違うと思うんです。

そもそも面白いストーリーが作れたら私、漫画家になれてますし。

なのでまぁ・・・「こんな作り方もありますよ」ということで参考にでもしてもらえたら幸いです。

 

 

今回の記事はここまでにします。

次回の記事では当時の私がこの作り方で第一作品目の漫画を作っていく話になりますので、次回も読んでいただけると嬉しいです。

ではまた次回でお会いしましょう。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

 


 


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