あらすじ
2006年頃(24歳)から何の目標もなくただ生きてるだけの人生に嫌気がさし「俺、漫画家になる!」と決意。
会社勤めをしながら空いた時間にダラダラと絵の模写をして画力を伸ばす。
その約3年後の2008年末(26歳)に20歳から続く謎の体調不良が悪化し身体がダウン。
仕事を辞めてニートに。ここから本格的に漫画家を目指す。
画力も模写によってそこそこ上がったと思ったので(錯覚)そろそろ漫画を描くことにチャレンジしてみようかと思い、近所の文具店で漫画の画材を買ってきて漫画を描く体制だけは整えた。
今そんな感じです。
詳しくは前回の記事を読んでいただけるとわかってもらえると思います。
前回の記事「私が漫画家を目指した約8年間の軌跡。はじめます」
で? ストーリーとかどうやって作ればいいの?
今の世の中、わからないことはネットで検索すれば知りたい情報はだいたい出てきます。
「ストーリーの作り方」とか「漫画 ストーリー 作る方法」などで検索すればいっぱい出てきます。
しかし当時の私はそれを調べる気にはなりませんでした。
なぜなら「これに勝る作り方はないだろ」と、自信をもって言えるくらいの方法をすでに知っていて、今まで幾度となくその方法でストーリーを作ってきたからです。
おそらく多くの方がその方法で自然とストーリーを作ったはずです。その方法とは・・・
妄想です。
「うわっ。妄想とかするの? キモっ!」と思われるかもしれませんので空想とでも言いましょうか。(でもあえて妄想と言います)
ハッキリ言ってこれを一切しなかった人間ってたぶんロボットだと思います。
とくに思春期の時期はやらなかった人はいないと思います。
たとえば好きな人ができたとして、その人と両想いになってデートとかしちゃったりする妄想をした人は数多くいるでしょう。
現実では高嶺の花の人でも妄想なら両想いも可能です。
ついでに2人の愛を盛り上げるため、2人の愛に障害とか現れて、2人で愛の逃避行だって妄想ではできちゃいます。
これ・・・もう立派にストーリーです。
この妄想を絵で表現すれば立派に漫画になるのです。
部活の時もしたはずです。
運動部に入った人は先輩たちが試合をしているのを見て「もし俺がレギュラーになったら・・・」と、想像した人も多いはずです。
しかもその想像はたいてい自分にとって都合のいい展開になります。
現実の自分の実力よりうまいプレイができ、しかも自分が得点なんか入れちゃったりして大活躍するのです。
これはもう立派な妄想です。
そしてこれもまたストーリーなのです。
自分を主人公のキャラクターにして先輩の名前や住んでる地名を仮名に変更すればよくあるスポーツ漫画の出来上がりです。
あなたも似たようなことをしていろんなストーリー(妄想)を作り上げたはずです。
まぁ・・・もちろんこの妄想をそのまま漫画にしちゃったら多くの場合が「なんじゃこりゃ?」という内容になってしまうので、その妄想にはいろんな味付けをする必要があるんですけどね。
ストーリーの作り方をもう少し詳しく書いた記事「私の漫画のストーリーの作り方。描きたいシーンから物語を広げる」
(ちなみに私が多くのストーリーを作ったというのはこのような陳腐な妄想のことです。とてもそのまま漫画にはできません。)
妄想はしすぎると日常生活に支障をきたす
妄想は私、本当によくやりました。
とくに学生時代の頃は夜寝る前に布団に入ってエロ・・・いや、お気に入りの漫画やゲームを自分勝手に展開を変えて色々と妄想するのはもう寝る前の日課でした。
自分というキャラクターをその世界に入れてとにかく大活躍させるのです。
これはなんとも気持ちのいいものでした。
皆さんはやりませんでした?
まぁ、社会人になってからはこの寝る前の妄想やめたんですけどね。
なぜかというと・・・寝られなくなるからです。
布団の中での妄想を日課にしすぎたせいか、寝ようと思って布団に入ると脳が勝手に妄想を始めるのです。
私は寝たいので無心になろうとするのですが、ちょっと気を抜くとすぐに頭の中でドラゴンボールの悟空やベジータが戦ったりします。
しかも声までしっかりと聞こえます。
「かめはめ波ー!」とか「カカロット、なんだ?そのざまは」とかもううるさいのです。
もちろんドラゴンボールだけではありません。
スタジオジブリとかエヴァンゲリオンとかもう色々ごちゃまぜです。
このことを友人に話したことがありましたが、頭が勝手に妄想を始めるなんて話、信じてもらえませんでした。
この時初めて私は自分の妄想癖はちょっと異常な領域にあるんじゃないか?と思いました。
そして布団に入っても無心でいられるトレーニングをはじめました。
そのおかげか、今では布団に入っても頭の中は静かです。
しかし妄想というのは漫画家や小説家など、ストーリーを創作するうえでは必要不可欠なものだと今でも思います。
で? 何が描きたいの?
ストーリーを作るならいきなり漠然と妄想するんじゃなく、まずジャンルは絞ったほうがいいでしょう。
恋愛、スポーツ、SF、ギャンブルなどなど色々あるのですが、ここは自分が描きたいものからにしてみた方がいいでしょう。
で、私が描きたいジャンルなんですが、え~と・・・
・・・・
なんだろう?
とくに決まってないや。
「お前本当に漫画家になりたいのかよ!?」
と思われたでしょうが、私・・・あんまり描きたいジャンルって決まってなかったんですよね。
ただ人間が描きたいんです。
人間の感情をあらわにするシーンが描きたかった。
それは怒りであったり、喜びであったり、悲しみであったり。
そして人間同士のぶつかり合い、助け合い、騙し合い・・・とにかく人間が描きたかった。
それもとびきり上手い絵で描きたかった。
なのでそこに決まったジャンルはなかったのです。
いや、あえて言うならホラーですね。
ホラーが描きたかったです。
子供の頃からオカルト大好き
私は子供の頃から怖い話が大好きです。
幽霊の存在も信じています。
こういうことを言うと幽霊否定派の方々がイラッとくるかもしれませんが、まぁ私の個人的な意見だと思って聞き流してください。
私は子供の頃から幽霊や魂、死後の世界などのスピリチュアル的な話がすごく好きです。
なぜだか知りませんがすごくワクワクするんです。
私は昔からテレビはほとんど見なかったのですが、オカルト番組だけは喜々として見てました。
昔、「あなたの知らない世界」という番組やってたの知ってます?
けっこう強烈な怖い話をやってましたがあれは夏休み、欠かさず見てました。
でも最近は心霊番組ってあんまりやらなくなりましたよね。
それには理由があるそうです。
まず1つは苦情が多いということ。
心霊番組は当然怖いシーンを流します。
しかし心霊番組をやってるのを知らない人がチャンネル変えててそのシーンを見ちゃうと苦情を言ってくるんだそうです。
「チャンネル変えてたらあんたらの番組見てビックリしちゃったじゃない! どう責任とってくれんのよ!!」みたいな感じで。
・・・そのままショック死すればよかったのに。(失言)
もう1つの理由は謎のトラブルが多いということ。
心霊番組を撮影しているとなぜか映像機器がうまく映らなくなったり、ノイズが入ったり、壊れたりすることが多いそうです。
そしてさらに厄介なのがスタッフや関係者にもしものことがある場合が多いそうです。
それは病気だったり、ケガだったり、事故だったり。
あるいは親族の方に何かあったり・・・。
そういうことが不思議と多いんだそうです。
そういうもろもろの事情でテレビ業界では心霊番組は「苦労のわりに、割に合わないもの」ということでやらなくなっちゃったんだそうです。
う~ん・・・残念。
しかし見てたオカルトはテレビだけではなく、恐怖ゲームやオカルト本なども読んでたりしたので、私はオカルト系はけっこうレパートリーが豊富なんです。
なのでアイディアも出やすいかなーと思いオカルト系の漫画を描きたいところなのです・・・が!
じつはオカルトって漫画には向いてないジャンルだと私は思うんですよね。
その理由を・・・長くなったので次回の記事で説明しようと思います。
ってゆーか私の漫画制作の話、全然進んでねぇ! すいません!
話したいことがありすぎて・・・サーセン。
本当長ぁーくなると思いますが、今後も読んでいただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
話が脱線しすぎですね。まあ、ワザとやって引き伸ばしてるんでしょうけど^^;
う・・・バレましたか。
ぶっちゃけこの話が終わったら書くことなくなってしまうのでなるべく引き延ばそうかなぁ~というのが本音です。
今後も脱線すると思いますがどうかご勘弁を(汗)