前回の記事「漫画家を目指す際にペンネームを考える。画数や姓名判断を使って…」

 

前回からの続きです。

私は2009年に1作のエロ漫画を完成させて「MUJIN」という雑誌の新人漫画賞に送りました。

今回はその結果をお話しします。

 




 

賞? 無理無理

 

結果発表は応募締め切りから数ヵ月後に発売されるMUJINの雑誌で発表されます。

今は公式ホームページでも発表されますね。

 

漫画を送ってから発表までに数ヵ月の期間があるんですが・・・とくに待ち遠しくは思っていませんでした。

送った漫画に自信があるならきっと結果発表を指折り数えて待つんでしょうね。

賞をとる自分を夢見てワクワクしながら待つことでしょう。

ですが私は送った自分の漫画に全く自信がありませんでした。

自分の漫画を客観的に見て・・・これでは駄目だなと。

でもとりあえずは完成させたことだし、せっかくだから送ってみようと思って送っただけです。

謙遜ではなく本気で賞は諦めてました。

 

だから結果発表の雑誌が発売されても私はなかなかそれを読みには行かなかったです。

発売されてから数日経って、思い出したように本屋へ雑誌を見に行きました。

 

え? 載ってる?

 

結果発表のページには送られてきた漫画の作品名、その漫画の編集者からの評価やコメントなど載せられていますが、送られてきたすべての漫画の評価が雑誌に載ってるわけではありません。

 

雑誌によって応募される漫画総数は全然違いますが、そのすべての漫画の評価を雑誌に載せたらページ数がえらいことになってしまいます。

週刊少年ジャンプとかは100近くの漫画が毎月送られてくるでしょうしね。(正確な応募総数は知らない)

 

雑誌に自分の名前や作品名が記載されるのはせいぜいが、最終選考以上の評価を受けた作品です。

正直それくらいは期待してました。

名前いくらいは載ってないだろうかと。

そう期待して緊張しながら結果発表のページを開きました。

すると・・・

 

載ってた。

私の漫画が。

 

賞はもちろん取れてませんでしたが、私の名前(ペンネーム)、年齢、漫画のタイトル、それと原稿が1Pだけ印刷されてました。(小さくだけど)

しかもけっこう上位の方だったんですよ評価が。

 

佳作が1作。(佳作は全ページ載ってた)

最終候補が1作。

その次の次・・・つまり4番目に私の漫画が評価されてたんです。

これにはメッチャ驚きましたね。

「え? あれで4番目!?」そう思いました。

 

 

ですがこれ・・・別に私の漫画がすごいからの4番ではないです。

全体的にレベルが低いからの4番だと思います。

 

正直嬉しかった

 

結果発表のページは4Pくらいあったんですが、10作品くらい載せられていました。

これは載せる作品を10作品に絞ったんじゃなく、応募された漫画の総数すべてが10作品だったんじゃないかな?と思っています。

下位の漫画の絵なんか、かなりお粗末な感じでしたし・・・。(でも背景は上手かったような・・・)

 

それで1つ1つの作品に対し、編集者からの評価点数、それとコメントが載っていました。

評価の点数は最高で10点。

評価基準は8項目くらいと、けっこう多くあったと記憶しています。

絵、デッサン力、ストーリー、オリジナリティ、原稿の完成度など。

基準名はハッキリと覚えていませんが、たしかそんな感じで8項目くらいあったと思います。

 

で、私の漫画の点数はハッキリ覚えています。

 

10点満点中・・・全部「6」

 

絵も、ストーリーも、オリジナリティも・・・その他諸々全部が6点だったんですよ。

 

他の人の漫画は点数にハッキリとしたバラつきが見えるのに、私のだけ綺麗に点数が一致していました。

 

 

これはちょっとネタバレになりますが、私はその後も漫画を描いて雑誌に送ってたんですが、私の漫画の点数ってだいたい同じ点数が並ぶんですよね。

個性がないのかなぁ・・・?

 




 

26歳って漫画界では若い?

 

編集者からの私の漫画に対するコメントもハッキリとではないですが覚えています。

なんか・・・私の漫画に対するコメントではなく、私の年齢に対してのコメントだったんですよね。

 

私は当時26歳だったんですが、その年齢を編集者は「若い」といっていたんです。

「若くてこれだけ描けるのはすごい。」

「キミは若い。まだまだ伸びる。」

そんな感じで、若い若い書かれてました。

 

漫画界で26歳って若いんでしょうか?

私的には中堅に差しかかった年齢だと思っています。

だって少年誌の新人漫画賞の結果発表とか見ると、10代後半、20代前半の人が多いんですもん。

しかもそんな彼らが高い画力で漫画を描いてるもんだからビックリしますよ。

 

まぁ、エロ漫画界で26歳は若いってことなんでしょうね。

現にそのときMUJINに載ってた10作品の作者年齢皆、30代以上でしたし。(一人29歳がいたような・・・)

 

それと「若くてこれだけ描けるなんてすごい。」と、褒めてもらえてましたが、今ツイッターで「漫画家志望」で検索するとすごいですよ。

10代、20代の漫画家志望の子たちがすごい画力で絵や原稿を公開してるんです。

私がもし今も漫画家を目指していたなら・・・その力の差を見せつけられて、やる気が失せてただろうなぁ・・・。

 

 

私の漫画を6点と評価されてましたが、年齢が若く、将来性を感じてのオマケの「6」だったような気がします。

私がそのときすでに30代だったなら・・・もっと低い点数だったかもしれません。

 

記念に買っときゃよかった

 

いろいろドライなこと言ってますけど、そりゃ嬉しかったですよ。

私の漫画が小さくだけど1P載ってたのも、「6」という点数をつけてもらえたのも、編集者の方のコメントをいただけたことも。

ドキッとしましたよ。そのページを見たときは。

ニヤニヤしながら見てましたよ。

だからけっこう細かく覚えてるんです。この結果発表を。

その雑誌、立ち読みで済まさず記念に買っときゃよかったと後悔しております。

 

賞こそ取れなかったけど、こうして小さな結果にでも結びつくと「次はもっとすごいエロ漫画を描くぞー!」って気になりますよね。

でもね・・・

 

私、もうその頃にはエロ漫画家目指すのやめちゃってたんですよね。

 

漫画を送って、結果発表までの数カ月の間に4作目となるエロ漫画を描いて・・・それでエロ漫画家への道を方向転換しました。

 

そこらへんの話はまたいずれ話します。

 

 

それでは今回はこのへんにしたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた。

 


 


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