前回の記事「なぜ仕事が早めに終わっても定時まで帰ってはいけないのか?」

 

前々回の記事では私が漫画家を目指していたときに描いた3作目の漫画を公開しました。

 

その漫画「私の3作目の漫画「生きていれば」 渡かいと

 

その漫画は一応ちゃんと完成させて雑誌の「新人漫画賞」に応募しました。

今回は応募したあたりのことについてお話しします。

 




 

応募条件に注意して!

 

漫画の雑誌社は定期的に新人の漫画を募集しています。

春夏秋冬と季節ごとに募集しているところもあれば、年に1、2回のところも。

毎月募集しているところだってあります。

 

その雑誌社に直接漫画を持っていくのもいいですし(持ち込み)、郵送で送ってもいいです。

私は郵送で送りました。

 

しかし漫画を送る際にいくつかの注意点があります。

雑誌社によっては条件を付けているところがあるんです。

 

まず注意しないといけないのが「ページ数」です。

雑誌社によってはページ数が決まっているところがあります。

 

例えばあなたが35P(ページ)の漫画を描き上げたとします。

その後、あなたがお目当ての雑誌社に漫画を送ろうと思っても、雑誌の応募条件が「30Pまで」とあったなら・・・もうあなたの漫画は条件に合致しないので送ることはできません。

泣く泣くページ数を削って描き直すか、ページ無制限にしている雑誌社に送るしかありません。

なのであなたが「この雑誌で漫画を描きたい!」と思ってる雑誌社があるのなら、まず条件欄を見てページ数を確認してから漫画を描きはじめてください。

だいたいの雑誌社がページ無制限としているのですが、「〇〇ページまで!」と上限を決めてるところもけっこうあります。

 

 

ちなみに少年ジャンプで毎月募集している「トレジャー新人漫画賞」はストーリー漫画は31Pか41P。

ギャグ漫画は15Pか19Pか31Pと、細かくページ数に制限が設けられていますのでジャンプで描きたい方は注意してください。

 

・・・ですがちょっと調べてみたんですが、今年(2017)の7月期からストーリー漫画15~55P。

ギャグ漫画11~31Pと、条件がかなり緩和されてました。

 

 

これはジャンプで描きたい人にとっては嬉しい変更ですね。

 

ページ数を書いて!

 

もう一つ注意してほしいことがあります。

それは「自分の原稿にページ数を書く」ということです。

 

例えばあなたが描き上げた漫画を雑誌社に送ったとします。

その漫画を雑誌の編集者が誤って落としてしまったとします。

そして原稿が床に散らばったとします。

編集者は急いで落とした原稿をかき集めますが・・・原稿の並び順がわからない。

なんてことになってしまう可能性があるからです。

描いた本人なら当然わかります。

なんせ自分が描いた自分の漫画なんですから。

ですが描いてない・・・ましてやこれからその漫画を読もうという人には散らばってしまうと意外とわからないものです。

なので原稿の余白のとこにでも、その原稿用紙が何ページにあたるのか書いといてください。

 

ちなみに私は原稿の右下の余白に鉛筆で①、②、③・・・ってな感じで書いてます。

 

 

この「ページ数を書く」というのは意外と知られていないかもしれませんので、漫画を送ろうという方はどうかお忘れなく。

 

注意点は他にもたくさんあるけど・・・

 

まだまだありますよ注意点は。

例えば

「絵と被るセリフの部分はトレーシングペーパーを使う」とか

「原稿を入れた封筒には厚紙を入れる」とか

「原稿が折り曲げられないよう封筒に赤ペンで「折り曲げたら訴訟!」と書く」とか。(うそだよ。本当は「二つ折り厳禁!」って書くんだよ。)

 

いっぱいありますよ注意点は。

これらは漫画を応募したことがある人にとっては基本中の基本ではありますが、漫画を応募したことない人にとってはわからなくて当然なので、まずそこらへんの基本となるところを説明した記事を作ろうかと思ったんですが・・・

 

めんどくせぇ。

 

あ、いや、失礼。

そこらへんのことは知ってる人も多いでしょうから、わざわざ細かく解説した記事を作ってもつまらないんじゃないかなぁ~?と思って作るのをやめました。

ですからもし漫画家を目指そうと考えてる人がいらしたら、まず「新人漫画 募集」とでも検索かけてみてください。

募集してる雑誌の条件が読めるので勉強になると思いますよ。

 

それと「漫画が描ける本」ってのも何冊か読んでみるといいですよ。

当時の私は漫画ど素人だったので、本に書いてあることは皆勉強になることばかりでしたよ。(漫画家諦めてからその類の本、ほとんど捨てちゃったけど・・・)

 

 

これから漫画家を目指そうという方はまずこういう本から読んでみることをお勧めします。

 

 

MUJINに送る

 

私が描いた漫画はエロ漫画だったので、当然エロ漫画雑誌に送ります。

送る雑誌は「MUJIN」という雑誌に決めていました。

 

 

MUJINはエロ漫画雑誌の中でも一冊が分厚く、しかも安いので私はたまに買っていました。

私が描いたエロ漫画もこのMUJINを参考にした部分がかなりあります。(構図とか)

 

で、その頃(2009年)MUJINが新人漫画を募集していたんです。

ページ数は無制限。

ジャンルはエロ漫画限定。

もちろん賞をとれば賞金も出ます。

少年ジャンプとかの金持ってる雑誌社に比べれば賞金額は劣りますが、それでも大賞で30万円(だったかな?)佳作で5万円。最終候補で1万円。

金額や賞名についてはハッキリと覚えていませんが、だいたいこんな感じだったと思います。

 

漫画家になるためにはまず賞を取るか、才能を認められて担当編集者がつかないと前へは進めません。

なのでまず漫画を描いて持ち込みをするか、応募しないと何も始まりません。

 

私はMUJINに送ることを決めて漫画を描き上げました。

1作目、2作目は途中でボツとしましたが、3作目はなんとか完成させました。

 

1作目「私の1作目の漫画「生きぬければ」 渡かいと

 

2作目「私の2作目の漫画「逝きますか?」 渡かいと

 

3作目「私の3作目の漫画「生きていれば」 渡かいと

 

本当は3作目もボツにしかけました。

一番つらかったのが「スクリーントーン」貼ってるときです。

自分の作品に自信があったなら意気揚々とスクリーントーンが貼れます。

しかしそうでないのなら貼る気が失せます。

なぜならスクリーントーンは金がかかるからです。

1枚300円くらいします。

 

 

自分の漫画が賞をとれるなら賞金でスクリーントーン代は回収できますが、賞をとれないのなら1円にもならないので赤字です。

当時私は無職だったので収入がありませんでした。

なのでスクリーントーンは極力大事に使いたかったのです。

ですがこの3作目までボツにしてしまったのでは本当にいつまでも何も始まらないので、何とかふんばって完成させました。

 




 

応募券が必要だった

 

締め切りまでに漫画を完成させMUJINに送ろうとしましたが、今思いかえすとMUJINは募集条件に少し特殊な部分がありました。

それは応募するのに「応募券」が必要だったことです。

 

応募券は雑誌についていて、その応募券部分を切り取って原稿の最終ページの裏に貼り付けないといけませんでした。

つまり・・・応募したけりゃ応募券がついてる雑誌を買えと。

うまい手法です。

今のMUJINは知りませんが、当時はそうでしたね。

その応募券に自分の氏名、年齢、住所、電話番号など書くのです。

 

ちなみに当時のMUJINは持ち込みを推奨してました。

持ち込んできた人にはMUJIN現役作家であるプロの生原稿を見せてあげると。

 

プロとアマチュアの原稿は「綺麗さ」がちがいます。

ペン入れ、ベタ塗り、ホワイト、スクリーントーンの貼り具合など。

 

素人は一度、プロの原稿を見た方がいい。

そこから学べることがいっぱいある。

だから見に来い・・・そう言ってました。

 

それはすっごいわかります。

私は漫画のアシスタントをしたことがないので、プロの生原稿を見たことがありません。

今はツイッターとかで公開してる人も多いですが、やっぱり実際に手にとって見ないとわかんないことっていっぱいあるでしょうから、いつか見てみたいですね。

 

しかしそのためには東京まで行かないといけない。

・・・でも東京まで行くのお金かかるし。

都会怖いし。

電車とか乗り方わかんないし。(マジかこのオッサン!?)

 

・・・やめておこう。

 

私は持ち込みを断念しました。

 

 

今回はここまでにします。

次回はちょっと・・・ペンネームについてなど話したいことがあるので、そのあたりのことを書こうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた。

 


 


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