前回の記事「高橋ツトムの『スカイハイ』 複雑な人間模様を描いた漫画」

 

『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部-とある編集の仕事目録』という本を読みました。

 

 

 

著者は「三木 一馬」さん。

編集者です。(今は編集長)

電撃文庫という編集部で「ライトノベル」を扱っています。

 

今回はこの本を紹介しようと思ったんです・・・が、

 

ダメだ。

上手く紹介できない。

記事を書いては消し、書いては消してを繰り返し、本の面白さが伝えれらてない記事になってしまいました。

 

今回は捨て記事だと思って、期待せずに読んでみてください。

 

 

三木一馬編集者の功績

 

この本がつまらなかった、なんてことは断じてないんです。

つまらなかったら、わざわざ記事にして紹介しませんから。

とても面白かったです。

 

三木さんは今まで多くのライトノベル(通称ラノベ)を編集者として手掛けています。

 

この本の出版日は2015年 12月10日。

以下に出る数字や部数は、2015年10月時点のものです。

 

 

三木さんが今まで編集した電撃文庫ライトノベルは500冊を超えます。

累計発行部数は6000万部です。

 

 

『とある魔術の禁書目録』 1580万部

 

 

 

『ソードアート・オンライン』 1130万部

 

 

 

『灼眼のシャナ』 850万部

 

 

 

『魔法科高校の劣等生』 675万部

 

 

 

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 500万部

 

 

 

『アクセル・ワールド』 435万部

 

 

 

『乃木坂春香の秘密』 200万部

 

 

 

『電波女と青春男』 150万部

 

 

 

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』 135万部

 

 

 

『しにがみのバラッド。』 130万部

 

 

 

『ヘヴィーオブジェクト』 120万部

 

 

 

『撲殺天使ドクロちゃん』 110万部

 

 

 

などです。

 

「それって作家がすごいんであって、別に編集者がすごいんじゃなくね?」と思われる人もいると思います。

確かに作家が作った原稿を、ただ機械的に受け取るだけの編集者もいれば、作家の作品にダメだしばかりして、自分の案はまったく出さない(出せない)編集者もいます。

 

ですが、作品に大きく関わる編集者も数多くいます。

 

『北斗の拳』は少年ジャンプ時代、堀江という編集者がほとんど原作を作ってたと言ってもいいくらい関わってたらしいです。

 

 

 

『僕のヒーローアカデミア』の担当も優秀らしく、作者の堀越先生も感謝しておられます。

 

 

 

『GTO』も少年マガジン時代では、ものすごい優秀な編集者が担当してたおかげで、ドラマやアニメなど大ヒットしました。

 

 

この編集者の方は家庭問題から、奥さんを殺害して逮捕されてしまったけど・・・。

 

 

連載してる漫画が急につまらなくなったら、「担当してる編集者が変わった」という理由を真っ先に疑ってもいいかもしれません。

 

三木一馬さんも作家にとって、良きアイデアマンのようです。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』では、「藤沢とおる先生の『GTO』に出てくるようなギャルが、エロゲー好きで妹とか、よくないですか!?」と、書くきっかけをつくったそうです。

 

本を読めば、三木さんがいかに凄腕編集者であるかがわかります。

 

ライトノベルを読んだことがない

 

凄腕編集者の仕事ぶりの本であるからこそ、勉強になる部分がたくさんあったので、ちゃんと紹介したいんですが・・・上手く紹介できない。

理由は、私がラノベを一冊もまともに読んだことがないから。

アニメも見ないので、上記で紹介した売れに売れてる作品たちを一つも知らないんです。

映像はちょっと見たことあるので多少は知ってるんですが、詳しい内容はわからない。

 

じゃあ何でこんな本を買ったのかというと、私自身がいろんな業界に興味が湧いたからです。

 

このブログでは、漫画のことをよく取り上げます。

そのうち漫画業界全体に興味が湧いてきて、漫画編集者の本とか読みはじめました。

 

 

その記事

木村俊介の『漫画編集者』という本の感想と紹介(前編)

 

 

アニメ業界にも興味が湧いてきてます。

その原作となるラノベにも興味が湧いたんです。

 

資源の乏しい日本を支える漫画・アニメですが、ラノベ産業も発展してきて、電撃文庫だけで毎年200億円を超えるビッグ産業になったそうです。

書籍の売り上げだけでその額です。

書籍からアニメ・ゲームにもなるので、グッズや派生商品も含めると、とんでもない金額の儲けが出ます。

 

その人気は日本だけでなく、海外でも広がってます。

アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されるアニメコンベンション『ANIME EXPO』や、フランスで25万人を動員する『JAPAN EXPO』など、多くの国がラノベから生まれたアニメを絶賛しています。

 

 

そんな産業に興味が湧き、読んでみたくなったのです。

 

ラノベやアニメに興味ある人は是非!

 

この本を紹介する前に、三木さんが関わった作品を私が見ればよかったのですが、さすがにそこまでの時間はなくて・・・

なので、結論として私が伝えられることは、

 

・三木さんがどのようにして、ラノベ編集者になったのか?

・三木さんが関わったラノベやアニメの奮闘激

・作家との裏話

・ラノベに関わるイラストレーターとの話

・編集者としての激務っぷり

 

など、これらに興味がある方にオススメです。

 

『とある魔術の禁書目録』『ソードアート・オンライン』『灼眼のシャナ』

この3つに関しては、とくに細かく語っておられたので、これらの作品の裏話や制作秘話に興味のある方には、さらにオススメします。

 

私的には『とある魔術の禁書目録』の作者、鎌池和馬先生の超人っぷりがとても面白かったです。

「全部頭の中に入ってるんで」と言って、手元に原稿がないにもかかわらず、行数単位で正確に原稿を記憶して打ち合わせを行った話とか・・・すごかったですよ。

 

 

中途半端な紹介記事になった理由

 

本の見どころはもう一つあります。

「面白いラノベを作るコツ」というのが載ってます。

これがすごく勉強になりました。

 

「別にラノベの作家になりたいわけじゃないんだけど・・・」というブログ読者の方が多数だと思います。

しかし私のブログは、漫画家志望の方も読んでくれてるようです。

漫画もラノベも、同じ二次創作に違いありません。

この部分を知っておくことで、面白い作品が作りやすくなると思うんです。

 

だからこそ私はこの本を最初は、「面白いラノベの作り方」の部分を中心に、記事にして紹介しようと思ってました。

実際に私自身がストーリーを作ってみて、「三木さんのラノベの作り方で、こんな簡単にストーリーができました!」と、作ったストーリーも交えて紹介しようと思ったんです。

 

でも・・・やめました。

もったいなくなったから。

 

 

どういうことかというと、まず私は頭の中で、三木さんの本のやり方でラノベによくありそうな物語を作ってみました。

出来たタイトルは、

 

【俺の宝くじが当たるわけがない!(仮)】

 

こんな話、すでにあるのかもしれませんが、とにかくできました。

思いついたストーリーや設定内容を紹介し、「私でも簡単にできました! あなたも是非本を買って挑戦してみて!」ってな感じで、本の紹介をしようと思ってました。

 

でもこれ・・・自画自賛なんですけど、ストーリーや設定が、思いのほか面白そうなのができたんです。

アイデアがあふれ出て止まらなくなり、忘れないうちにメモしてたら、一つのプロット(設定画みたいなの)が完成しました。

 

 

 

 

「このプロット・・・自分でいずれ漫画にして描いたほうがよくね? 記事で公開するとパクられるかもしれないし・・・」

 

完璧に自画自賛です。

完璧に自画自賛なんだけど・・・・

 

 

 

自画自賛です。

 

 

まぁネームプロットなんてのはね、思いついたその日はテンションが上がってるせいか、どんなものでもある程度は面白そうに感じてしまうものです。

なので日が経ったら「なんでこんなプロット面白そうに感じたんだろう・・・?」ってな感じで目が覚めることがほとんどですが・・・でもイケるような気もする。

 

漫画にしてみたいけど、時間がないからできない。

でももしも私の夢が叶って(ブログアフィリエイトで月収10万以上)今勤めてる仕事を辞めれたら・・・この漫画を描いてみたいと思ったり・・・思わなかったり・・・。

 

まぁそんな日が来るとは思えませんがね・・・。ハハッ。

 

 

「三木さんの本に書いてある「ラノベの作り方」で出来たプロット内容を、公開するのが惜しくなった」

 

これが、今回の記事が中途半端になった最大の理由です。

 

 

最後に

 

はい。

そんな感じで今回の記事を終えようと思います。

 

しつこいようですが、今回紹介した『面白ければなんでもあり』という本は本当に面白かったです。

 

そして何より、読みやすかった。

すごくわかりやすかったんです。

 

私は本をけっこう読むんですが、わかりにくい本は本当にわかりにくいです。

とくに病院の先生や、科学者が書いた本。(とくに科学者)

そういう方々は日頃、難しい本を読んでいるからか、難しい言葉を使って説明する人が多いんですよ。

今は有名な言葉になってますが、「大変遺憾(いかん)である」

東日本大震災の福島原発事故で、政治家が多用しまくってたので有名な言葉になりましたが、当時は言葉の意味がわからない人も多かったようです。

もっとわかりやすく「私は怒ってます」とかじゃダメなのだろうか?

カッコつかないからダメなんでしょうが。

 

とにかく、頭の良い人の説明文は、小難しい日本語や言い回しが多いので理解しづらいのが多いです。(私の頭が悪いだけかもしれないが)

 

ですが三木さんは、文章で物語を説明するラノベの編集者だけあって、どういうふうに説明したらわかりやすく伝わるかがよくわかってらっしゃいます。

難しい日本語は使わず、話したいことも上手くまとめて本にしておられます。

馬鹿な私にも大変わかりやすい本と感じました。

 

今回の記事を読んで、「おすすめです!」と言われても読む気にならないかもしれませんが、興味ある方は是非読んでみてください。

おすすめです!

 

 

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