あらすじ

はじめての漫画の下描きを原稿用紙にしましたが、漫画を描くということはいろんな点で難しいと感じました。

 

難しいと感じた点の記事「初めての漫画の下書き。やっぱり模写じゃ絵は上手くならないんだ

パースを使って漫画を描くの難しい!消失点が原稿からはみ出てしまう

「漫画のコマの中に絵を描くのって難しい!描きにくすぎるよ!」

前回の記事「エロ漫画描く?女性の裸体なんて描けるの?そこは少し自信があった」

 

ヒーヒー言いながらもなんとか漫画の下描き作業を終え、いよいよペン入れに入ったわけですが私はペン入れなんてほとんどしたことがありませんでした。

今回の記事では私のほとんどぶっつけ本番のペン入れ作業について書いていこうと思います。

ペン入れの重要性、大切さをまったく知らなかった私はただ単純作業のようにペン入れをしてたんですよね。

 

この記事の1話目「私が漫画家を目指した約8年間の軌跡。はじめます

 




 

ペン入れの上手い、下手がわからない

 

私はペン入れについてはまったくの・・・本当にまったくの無知でした。

漫画「バクマン」では漫画家を目指しはじめた真城くんがペン入れの難しさ、大切さを語ってるシーンがあります。

「Gペンは難しい。頭の中でイメージしてる太さで描けない。」

「カブラペンは描きやすいけど絵に味も雰囲気も出ない。」

「とにかく鉛筆でデッサン描くのや筆で水彩画描くのと全く違う。ひたすら描いて慣れるしかない。」

 

バクマン ペン入れ

 

私が第一作目の漫画を描いた当時(2008年)にはまだバクマンは連載が始まってなかったんですよね。(たしか連載が始まったのがその1年後くらい・・・?)

なので当時の私はペン入れの大切さをバクマンで知ることはできませんでした。

私の知り合いで漫画描いてる人なんかいなかったので私にペン入れの大切さを教えてくれる人なんていませんでしたし、私が読んでいた漫画制作解説本でもペン入れの大切さは一応書いてはありましたがそのやり方や大切さは文字で簡単に説明してあるだけでした。

 

「線の美しさ=原稿の美しさ」とか言われても当時の私は「?」って感じでしたし、「入り」「止め」「抜き」が大切!とか言われても「・・・なにそれ?」って感じでした。

・・・いや、なんとなくはわかりました。

「線を引くときにスッと力をこめて(入り)引き終わるときはスッと力を抜く(抜き)ことでしょ? OK! OK! もうわかった! 完璧!」

・・・パースの時といい実際にやってみることもせず読んだだけで理解したつもりになる癖なんとかしろよ私・・・。

 

実際にペン入れをしてみて

 

この時私が使ったペン先はたしか・・・Gペンと丸ペンでした。

ゼブラ製、ニッコー製、タチカワ製と買ってたはずです。

ペン先はどれが使いやすいのかさっぱりだったので、とりあえずいろいろ買っていました。

 

ペン先

 

 

インクは「パイロット製図用インク」を使いました。

私はインクはほとんどこれしか使ったことがありません。

 

パイロット製図用インク

 

 

実際につけペンで線を引いてみると・・・なるほど。これは描きにくい。

えんぴつやシャーペンのようにサッサッと引けません。

つけペンは向きが大切で引きやすい向き、引きにくい向き、引けない向きがあります。

 

つけペン

 

解説本に「紙を回しながら引け」とありましたが、つまりペン先の引きやすい向きに合わせるように原稿用紙を回しながら描けということだったんですね。

・・・こんな初歩的のことを本番のペン入れで気づくなんて・・・。

やはり実際に使ってみることで色々な発見を見出せます。

しかしそれでもこの時の私にはペン入れの大切さ、そして重要性がわからなかったのです。

この時の私はただ下描きをなぞっているだけでした。・・・ゲームをしながら・・・。

 

ペン入れは下描きをなぞる行為ではない

 

ペン入れとはただ下描きをなぞるだけの行為ではありません。

下描きはあくまで目安として。

下描きを参考にしながらベストな絵を描くような・・・ベストな位置に線を引くような・・・。

とにかく下描きの上から新しい線を生み出していくような感じで線を引いていくのです。

 

しかし当時の私はそんなことも知らずにただ単純作業のように下描きをなぞっているだけでした。

しかも友人とゲームをしながら・・・。

当時無職・・・というかニートだった私は同じくニートであった友人の家に行きゲームをしながらペン入れをしてました。

やってたゲームはたしか・・・「ドカポン」でした。

ドカポンとは最大4人までで遊べるRPG式のボードゲームです。

 

ドカポン

 

私と友人、あと2人CPUを入れてプレイしてました。

ドカポンはとても面白いゲームで私はこの友人の家に行ってよくドカポンしながら絵を描いてました。ってゆーか今もやってます。

 

ドカポン

 

私が仕事休みの日に液晶ペンタブレット持ってこの友人の家に行きドカポンやりながらブログに必要な絵を描いているのです。

いい息抜きになります。(まぁ、もうすぐこの友人働くんでそれもできなくなりそうですが)

しかしこのゲームは遊ぶ相手を選ばないとガチのケンカになるので注意が必要です。

 

 

私は初めての大切なペン入れ作業をこのドカポンをしながらやってたのです。

友人やCPUのターンではペン入れを進めて、私のターンになればコントローラーを握るみたいな。

もうペン入れは完璧にただの単純作業と化してましたよ。うふふ・・・(泣)

 




 

ペン入れは漫画に個性を出す作業

 

ペン入れはとても大切な作業です。ドカポンやりながらなんてもってのほかです。

そして漫画に個性を出す作業でもあります。

「ペン入れが個性・・・?」

わからない人もいると思うので説明しますが・・・言葉で説明するのはちょっと難しいですね。

なので他の漫画家さんのペン入れを真似てちょっと描き分けてみます。

しかし私はペン入れが上手いわけではありません。それに今回のペン入れは液晶ペンタブで描きますのでちょっとやりにくいです。

なのであまり似せられませんが・・・まぁ、だいたいでちょっと描き分けてみますね。(あくまでペン入れだけですからね。絵柄を描き分けるわけではないのであしからず。)

 

ヒソカ 下描き

 

これはハンター✕ハンターのヒソカです。私の絵柄での下描きです。

これをいろんな漫画家さんのペン入れに似せて描いてみます。

 

小畑 健先生

 

デスノート

 

代表作(デスノートやバクマン)

 

小畑健 ペン入れ

 

小畑先生のペン入れはとても綺麗で有名です。

線がすらっとしてて「漫画家で一番ペン入れが上手い」と言う人もいるくらいです。

・・・だから私のペン入れでは似せるの無理でした(泣)

 

平野 耕太先生

 

ヘルシング

 

代表作(ヘルシングとドリフターズ)

 

平野耕太 ペン入れ

 

平野先生のペン入れはとても線が太いです。

とくに外枠はとても太く描かれるのが特徴です。

髪の毛も細かく描かれます。影の部分も思いっきり黒く塗られるのが特徴です。

個人的には平野先生のペン入れが一番好きかも。でもこのペン入れを全てのページでするのは大変そう。

 

井上 雄彦先生

 

バガボンド

 

代表作(バガボンドやリアル)

 

井上雄彦 ペン入れ

 

井上先生は「カケアミ」という技術を多用して描かれます。

影の部分はとくに使われますね。

私はこれが苦手で上手く再現はできませんでしたが・・・。(しかもだんだん雑になってきてる・・・)

 

漫画太郎先生

 

漫画太郎

 

代表作(珍游記や地獄甲子園)

 

漫画太郎風 ヒソカ

 

・・・この先生に限ってはもう下絵から変えないとダメですね。

とにかく線を描き込まれます。

一見雑に見えるかもしれませんが、漫画太郎先生のペン入れはある意味で芸術です。とくに顔。

あそこまで迫力を出せるのは緻密に描き込まれた線のたまものでしょう。

 

 

このように漫画家さんによっては下描きは同じでもペン入れで違いが出ます。(1つ下描き自体大きく違ったけど・・・)

描く部分によっては線を太く引いたり、細く引いたり、黒く塗ったり、カケアミにしたりとペン入れが作品に個性を出す作業というのがなんとなくわかってもらえたと思います。

しかし当時の私はそんなことまったくわかりませんでした。

このことに気付いたのは・・・漫画を何作か描いてからなんですよね・・・。

 

本当にペン入れについて何も知らなかった

 

この記事を読んでくれてる方で少し疑って読んでる人もいるかもしれません。

「本当に何も知らなかったの? 普通はそれくらい知ってから漫画描くでしょ? 記事を盛り上げるために嘘ついてるんじゃないの?」と。

しかし当時の私はペン入れについて本っ当に何も知らなかったんです。

個性が出るとか線の太さが大事とか、線の使い分けとか本当に何も知らなかったんです。

逆に私が聞きたいくらいです。漫画を描く前の段階でペン入れの大切さを知ってる人はそれを何で知ったのかを。

 

そもそも「入り」「止め」「抜き」が大切とか言われても自分がそれを上手くできてるのかもわからなかったし、綺麗な線がどういうものかもよくわかりませんでした。

私はアシスタント経験がないのでプロの漫画家さんの生原稿を見たことがありません。

なので自分の線との比較もできなかったのです。

だから私はただ1本の線で下描きをなぞっているだけでした。

しかもゲームしながら友人と談笑して引いてるもんだから線の大切さに気付けるはずもありませんでした。

 

しかし私はその単調に引いてるペン入れを上手くできてると思っていたのです。

なぜ線の強弱もつけずにダラダラと引いてる線を上手く描けてると錯覚してしまったのか・・・。

それにはある魔法が原稿にかけられていたからです。

魔法って・・・(笑)と思われるでしょうが、本当に魔法のようなものがかけられてしまっていたのです。

しかもその魔法はあることをすれば解けてしまいます。

その魔法については次回の記事で・・・と言いたいところですが、その前に私の1作目の漫画を皆さんに見てもらおうと思います。

見てもらったうえでその魔法について説明した方がよりわかりやすいと思ったからです。

本当は恥ずかしいし、駄作なので見せる気はなかったんですが、私のブログを見て下さっている方で「ぜひ漫画を見せてほしい」と言ってくれている方がいらっしゃったので、せっかくの機会ですからこの駄作を皆さんに見てもらうことに決めました。

 

しかしここで問題が・・・。

このブログでその漫画を上手く載せられるかわからないんです。

私のブログは画像を貼りすぎるとバグる可能性があります。

そのうえ原稿を丸々スキャンできるスキャナーを持っていませんし、スキャンしたとしてもその画像にセリフを打ち込まないといけません。

つまり・・・やることがいっぱいあるということなんです。

だから・・・少しお時間をください。

ですが私はこのブログを毎週1回は必ず投稿しております。

そのスタンスは今後も守っていきたいので次回は(もしかしたらその次も)久しぶりに私のおすすめ漫画を紹介する記事にしたいと思います。

その間に漫画を載せる作業を進めたいと思います。

まぁうまく載せられなかったらダイジェスト形式になってしまいますが・・・あまり期待せずお待ちいただければ幸いです。(しかもエロ漫画だから閲覧注意です)

 

その漫画「私の1作目の漫画「生きぬければ」 渡かいと」

 

今回の記事はここまでにします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは皆さんまた次回の記事でお会いしましょう。

 


 


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