前回の記事「私の2作目の漫画「逝きますか?」 渡かいと

 

前回の記事では私が漫画家を目指していた頃に描いた私の2作目の漫画を公開しました。

しかしそれは未完成でした。

スクリーントーンが序盤の方しか貼ってないのです。

なぜ当時の私はスクリーントーンを最初の方だけ貼ってやめてしまったのか?

多くの漫画家志望の方がたどる道・・・あるいはたどった道だと思います。

スクリーントーン選びの難しさというのを・・・。

 




 

スクリーントーンはどうやって買う?

 

スクリーントーン買うとき、あなたは通販で買いますか?

それとも直接文具店などに行って買いますか?

通販の方が買いに行くまでの手間も省けるし、種類もとりそろってるし、そして値段も安い場合があるのでお得です。

しかし通販はスクリーントーンを使い慣れている人しかおススメしません。

その理由はもう実際にネットの販売サイトを開いてもらえればわかりますが・・・

 

S-00~

S-100~

S-500~

S-1000~

S-5000~

 

 

どれをお求めで?(笑顔)

 

「え~と・・・じゃ、じゃあS-00から見てみようかな。」

 

かしこまり!(かしこまりました)

 

クリック。

 

アイシースクリーン S-30 42.5/5%

アイシースクリーン S-62 60/20%

アイシースクリーン S-40 50/5%

アイシースクリーン S-41 50/10%etc…

 

 

どれにします?(笑顔)

 

「え・・・え~とぉ~・・・」

 

ここでスクリーントーンを使ったことない人が「じゃあ・・・コレとコレとコレとコレと・・・」みたいな感じでサクサク選べる人はまずいないと思います。

絶対にこの暗号のような羅列に戸惑う人ばかりのはずです。

 

しかもスクリーントーンには「網トーン」「砂目」「グラデーション」「特殊ドット」など種類もたくさんあります。

 

 

さらに販売会社は「アイシー」「デリーター」「ラジカルアート」「Jトーン」などいくつも存在します。

しかもそれぞれの会社によってスクリーントーンの品番もちがうので・・・。

こんな千を軽く超える数のスクリーントーンを直接手にとらず、ネット販売サイトの画像で買う、買わないを判断できる人などいるとは思えないのです。

 

もちろんだれか指導者がいる人ならどのトーンがお勧めか教えてもらえるので選ぶことができるでしょう。

 

しかし私のように手探りで漫画を描いてる人ならいきなりネットで買うのではなく、文具店などに行って直接手にとって選んでみることをお勧めします。

 

販売する店がどうしても近くにない人はネットでお試し用のスクリーントーンが売れているのでまずそっちから手をつけてみることを強くお勧めします。

 

 

お近くのスクリーントーン販売店をチェックしといてほしい

 

皆さんの近所にはスクリーントーンを販売してる店はありますか?

もしまだスクリーントーンを貼ったことがなくて、これから漫画を描こうと思っている人はぜひお近くのスクリーントーン販売店を見つけといてほしい。

多少遠出になったとしても絶対に1件くらいは見つけておくべきです。

しかし漫画制作も今やアナログからデジタルに移行してる昨今、ただでさえスクリーントーンを販売してる店が少ないのにこれからもっと減っていくかもしれません。

なのでトーンを持ってないけど販売店はしってるという人は今のうちに10枚くらいは買っておくのもいいかもしれませんよ?

その店が今後、販売をやめてしまう可能性もあるかもしれませんから・・・。

 

ちなみに私の住んでるところは比較的田舎の方なのでスクリーントーンを売ってる店なんかないと諦めていたら友人が「近所の今井書店の文具売り場にトーンみたいのがあった。」と、教えてくれたのでさっそく行ってみたら意外や意外・・・。

かなり豊富に取り揃えてあった。

たくさんの引き出しがあり、その中にはけっこうな種類のスクリーントーンが入っていたのだ。

しかもちゃんと番号分けされてるから見やすいし。

それだけじゃなく漫画の原稿用紙やペン先、インク、定規などなど漫画に必要な画材も豊富に取り揃えられていたのだ。

よりどりみどり。

私にはそこが宝の山に感じられた。

それからその文具店は私が漫画家を諦める最後まで利用することになる。

教えてくれた友人に感謝した。

 

高い・・・

 

宝の山なのはいいが・・・高い。1枚1枚の値段が高い。

売っていたスクリーントーンの社名はアイシーとデリーターの2社。

デリーターのスクリーントーンは1枚約300円だが、アイシーに至っては500円を超えていた。

 

アイシーは・・・ないな。

 

しかしアイシーのスクリーントーンは上等です。

綺麗だし、加工しやすいし、はがれにくいしでお金に余裕がある人はアイシーの方をお勧めします。

 

 

私は当時無職で貯金も少なかったから迷わずデリーターの方を選びましたけど・・・。

しかしそれでも1枚300円。

10枚で3,000円。

30枚で9,000円。

 

・・・宝くじと同じ値段じゃないか。(なぜ宝くじと比べた?)

 

10,000円でもたった33枚しか買えないのか・・・。ぐぐっ・・・。

 




 

スクリーントーンについて説明

 

ちなみにこれがデリーター製のスクリーントーン。

 

 

大きさはB4の漫画原稿用紙とほとんど同じ。

そして暗号のような数字があちこち書いてありますが、まず右上の「SE-100」というのはそのスクリーントーンの品番。

これはトーンを販売してる会社によってそれぞれちがって

「アイシー」ならS-00からはじまり

「デリーター」ならSE-00~。

「ラジカルアート」ならR-00~。

「Jトーン」ならJ-00~と、それぞれの会社が競うように膨大な種類のスクリーントーンを販売している。

 

そして右下と左上にある「100L 5%」という文字は・・・

 

 

え~と・・・なんだろコレ?

 

え? も、もちろん知ってるよ? ただちょっとど忘れしちゃって・・・。

ちょっ・・・ちょっと待ってね?(検索)

 

え~・・・網トーンのような基本的なトーンは下の画像のように点のような網の集合体となっているわけでありますが・・・

 

 

こ・・・ここからは「しまねえ&まゆちゃん はじめての同人誌」というサイト様の説明を引用させていただきます。

 

 

 

「スクリーントーンにはパーセンテージ(%)と線数(Line)っていうのがある話はしたわよね?」

私「う・・・うん。」(初耳)

 

「パーセンテージ(%)は数字が高くなるほど網の点が大きくなるし、線数(Line)は数字が高くなるほど点同士の間が狭くなっていくのよ。」

私「へー。」(初耳)

 

 

「特に点の大きさが小さい(%の数字が小さい)場合は印刷に出なかったり、点同士の間が狭い(Lの数字が大きい)場合はつぶれてしまったりすることもあるわ。」

私「そうなの!?」(驚き)

 

「たとえば縮小する時には点がさらに小さくなることを考えてスクリーントーンを選ばなければいけないのよ。」

私「なるほど~。」(関心)

 

「線数(Line)は70以下。パーセンテージ(%)は10~60%くらいが丁度いいわね。」

私「70以下!?」(驚愕)

 

・・・私の使ってた網トーンってほとんどが90~105Lだったわ。

網目部分が目立つのが嫌だから目立たない90~105Lばっかり使ってたわ。

 

・・・・

 

え~さっきの話を要約すると・・・

・L(Line)は網目同士の間隔。数字が高ければ狭く、低ければ広い。

・%(パーセンテージ)は網目の大きさ。数字が高ければ大きく、低ければ小さい。

・印刷の関係も考えるとLは70以下。%は10~60が丁度いい。

 

 

うん。・・・はじめて知った。

私はこの「〇〇L 〇%」の意味・・・今はじめて知った。

この記事を書くためにスクリーントーンのことを調べた今はじめてわかりました。

スクリーントーンけっこう使ってきたのに・・・。

 

いや、このLとか%の文字には気づいてたんですよ?

でも別に無視して差し支えないもんだと思ってた。

なんか・・・Lは「このスクリーントーンをつくってる製造L(ライン)」のことで、%は「製造班が何%の力でこのスクリーントーンを作ったのか」とか・・・そんな使用者には関係ない数字だと思ってた。

 

 

それがこんな大切な意味があったなんてねぇ~。へ~。

私のように手探りで漫画描いてたらこのようなことはしょっちゅうですよ。

 

 

え~・・・今回の記事はここまでにします。

次回もまたスクリーントーン関連の話になりますのでまた読んでいただけたら嬉しいです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

 


 


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