漫画描くのつらい1

 

漫画描くのつらい2

 

漫画描くのつらい3

 

前回の記事では漫画を仕上げることの難しさ、そして多くの漫画家志望者の方々が漫画を一作も仕上げることなく挫折してしまうという現実を述べました。

「漫画の一作目が漫画家志望者にとって一番大きな壁になる」と。

 

前回の記事「漫画家志望者で1作でも漫画を完成させたことがある人は何%か?」

 

今回はその壁を難なくぶち破る人はどういう人達なのかをお話ししようと思います。

 




 

「自分には才能がない」だから描けない

 

漫画を描くことで漫画家への道に対し、挫折してしまう一番の理由は「自分の力量がわかってしまうこと」にあります。

どんな漫画を描くかを構想してる時って自分の頭の中にあるうちは「うん! これは面白くなるぞ!」と、自分の作品に自信を持てる人も多いんじゃないかと思います。

しかしいざそのストーリーを紙にまとめたり、原稿に描いたりすると途端に「あれ?」ってなる人が多いと思います。

 

頭の中にある間は面白いと感じても、それを実際に形にしてみると「こんなはずじゃ・・・」と思えるようなガッカリ作品になるんです。

 

そうなる一番の理由は「画力」です。

漫画はいろんな構図で絵を描かないといけません。360度、いろんなアングルで物や背景、そして人体を描かないといけないのです。

いろんな表情で。いろんなポーズで。

しかも1コマ1コマ、「デッサンはとれているか?」「違和感なく描けているか?」自分の画力が問われるときです。

これが本当に難しいんです。

頭の中には描きたい構図がある。表情がある。ポーズがある。頭の中にはそれがあるんです。

でもいざ描くとなると・・・描けない。

描けても思ってたものと違うものが描けてしまう。

これを映画監督の心境で例えると、「自分の中で撮りたいシーンがある! でも役者の演技が下手すぎる!!」みたいな。

これは本当にやる気がなくなります。

 

自分の今の力量をまざまざと見せつけられること。これが漫画を描き上げるときの一番の障害となるでしょう。

そして多くの漫画家志望者を挫折へと追い込む理由になるのです。

それが初めて描く作品ならなおさらです。

 

ではその力量を見せつけられても作品を描き上げられる人間とはどういう人間か・・・お話ししましょう。

 

自分の作品に自信を持てる人間

 

一言でいえば「俺(私)の描く漫画はおもしろい!」そう思える人間です。

それだけ? と思うかもしれませんが、あなたはどうですか?

漫画を描く前の段階から「これから描く漫画は絶対におもしろい!」そう自信をもって言えますか?

 

日本人には謙虚な人が多いですよね。

褒められても「いや、そんなたいしたことないですよ。」「私なんてまだまだですよ。」こんな感じで返すのが礼儀だと教えられています。

褒められて「そうだろう? 俺、凄いだろう?」なんて返すと多くの人に「なんだコイツ?」的な良くない印象を与えてしまいます。

最悪それだけで叩かれます。

だから今の芸能界で安定して仕事をもらえてる人たちって基本、礼儀正しいです。その礼儀の中には謙虚さも含まれています。

だから日本人は謙虚な人が世渡り上手です。

でもその影響か、自己評価も低い人が多いような気がします。そんな人が漫画を描くとどうなるのか?

 

「・・・これ、おもしろいか? どうなんだこれ? やっぱつまんないよな・・・。俺なんかが描く漫画だもんなぁ~。どうせ俺なんか・・・。」

 

もう描いてる段階からこれです。いや、描く前の構想を練ってる段階からこうなってしまう人も多いでしょう。

謙虚さも必要かもしれませんが・・・これでは何も進みません。

 

自分を追い込む

 

それに比べて自信過剰な人は構想中で「これ、絶対面白くなるぞ!」

ネーム作ってるときでも「やっべー!これ名作誕生かも!?」

そして下手くそな絵で漫画を描き始めても「下手? 漫画は絵より内容が大事なんだよ? デッサンが狂ってる? つまんないこと気にするよね~。これ絵画じゃないよ? 漫画!」

と、自信満々で作業を進められます。

こういう自信過剰な・・・「うぬぼれ」をもった人が作品をどんどん完成させていけるタイプなんです。

何かこういうふうに書くとそういう人を非難しているように聞こえてしまいますが・・・逆です。

私はむしろ「こうなりなさい」と言いたいんです。

 




 

褒めてもらえ

 

よくネットで・・・最近はツイッターが多いですね。

「絵を描いたけど下手くそに描けちゃったよ。」「漫画描いてるけど下手だな~って思う。」

とか言いながら自分の絵や漫画を数ページさらす人が多いですが、こういう人はだいたいその絵を下手だとは思っていません。

内心ではけっこう上手く描けたと思っています。だからさらすんです。

本当に下手だと思ってる絵ならさらすことなくそっとしまう人がほとんどでしょう。

彼らはこう返されるのを待ってるんです。「そんなことないよ~」「私より全然上手だよ~」

彼らは褒めてもらえるのを待ってるんです。

こんなふうに書くと彼らのことを「いやらしい人」とか思ってしまうかもしれませんが、私はむしろこれをしなさいと思う。

漫画家にはまだなれてない「漫画家志望」の段階ではとくに。

 

自分の作品や絵を褒めてもらって自信をつけなさい。モチベーションを上げなさい。

私生活では謙虚さも大切ですが自分の作品にまで謙虚である必要はありません。ナルシストになりなさい。

「俺の漫画なんて・・・」こんなふうに思っていたら漫画なんて描けません。作品を作り上げられません。

何作も・・・何十作も描いても自分の漫画が世間に認められず、それでも自信過剰でいろとは言いません。

ですが最初の数作は・・・漫画を描き上げることに慣れるまではうぬぼれながら漫画を描きなさい。褒めてもらってうぬぼれなさい。

褒めてもらえないなら褒めてもらえる技量に達しなさい。

あるいは自分で自分を褒めなさい。

 

「自信」

漫画を描くためには・・・いや、漫画に限らず作品を作り上げるにはこの「自信」が絶対に必要なものなのです。

 

 

じゃあお前はどうだったの?

 

え? 私ですか? もちろんうぬぼれてましたよ。

漫画を描く前から自分の作品に・・・いや、自分の才能に絶対の自信をもっていました。(途中でその自信崩れ去るけど・・・)

そうですね・・・。ちょっと私自身の話をさせてください。

ですが今回はもうすでに長くなっちゃいましたね。

ここから私の話をすると読んでる人もダレちゃうと思うので次回で話させてください。

「え? この話まだつづくの?」と思われたそこのあなた! ・・・もうちょっとだけ・・・。次で締めますから。

今回はちょっとえらそーに話しましたが最後まで読んでくれてありがとうございました。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

 

嫌な予感

 


 


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